アリソントランスミッション、2021年環境・社会・ガバナンス(ESG)報告書を発表

環境・従業員のワークライフバランス・地域コミュニティへの貢献に対する取り組みを紹介

米国、インディアナポリス、2022年6月29日 – 商用および軍用車両向け駆動ソリューションの設計と製造で業界をリードし、中・大型車両向けフルオートマチックトランスミッションの世界最大手メーカーかつ電気駆動システムのトップ企業でもあるアリソントランスミッション(以下、アリソン)は、同社の環境パフォーマンス、社会的影響、およびESG実践の管理方法に関する透明性の高いデータを提供することを目的とした、2021年環境・社会・ガバナンス(ESG)報告書を発表しました。

アリソンの取締役社長兼CEOのデイビッド・S・グラジオーシは、「現在、コミュニケーションやビジネスのあり方、世界各地に人や物を運ぶ方法、そして、環境に与える影響を最小限にしながら、持続可能な方法で増大するエネルギー需要に応えるという課題まで、世界はかつてないほどの変化と、未曾有の課題に直面しています。商用車産業が進化を続ける中、アリソンには明確な使命があります。私たちは、燃料効率が高く、信頼性の高い、革新的な駆動ソリューションによって、お客様がアリソンブランドに期待する性能、品質、差別化された価値提案を提供し、世界中の仕事の仕組みを向上させることに取り組んでいます」と述べています。

アリソンは、持続可能性と環境問題に向き合い、燃料効率・エネルギー効率の高い推進ソリューションを提供するリーディングカンパニーとして尽力しています。近年では、製品ラインアップを拡充し、完全な電気駆動ソリューションの幅広いポートフォリオも提供しています。完全電動アクスルeGen Power 100DTMの発売に続き、2021年には2つの新しい電動アクスルを発表し、アリソン製品の幅広い用途、対応市場がさらに拡大しました。また、最先端のイノベーションセンターの開設や、インディアナポリスのグローバル本社にある最新鋭の車両電化および環境試験センターのアップグレードなど、商用車テクノロジーの進化を支えるインフラに対する大規模な投資も行いました。電気自動車の駆動技術の開発に加えて、アリソンは世界のオンハイウェイおよびオフハイウェイのエンドマーケットに対し、燃費効率の高い従来型の駆動ソリューションへの投資も継続して行っています。FuelSense® 2.0などの革新的なソフトウェア機能によって、商用車メーカーは燃費をさらに最大6%改善し、二酸化炭素排出量を削減できます。アリソンのフルオートマチックトランスミッションやソフトウェアによる効率化は、天然ガスや液化石油ガスなどの代替可燃燃料とも互換性があり、使いやすく実績のあるハードウェアによって、商用車の二酸化炭素排出量の削減に貢献します。

100年以上にわたり成長を続けるアリソンは、信頼と思いやりのある企業市民としての責任を果たしてきました。アリソンの環境・従業員のワークライフバランス・地域コミュニティへの貢献活動に関する詳細は、2021年環境・社会・ガバナンス報告書をご覧ください。(英文のみ):https://www.allisontransmission.com/docs/default-source/corporate-certifications/alsn-2021-esg-report_final.pdf?sfvrsn=4030d31d_1

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アリソントランスミッション(NYSE: ALSN)は、商用車および防衛車両向けの車両推進ソリューションを設計・製造するリーディングカンパニーであり、中・大型のフルオートマチックトランスミッションの世界最大のメーカーであるとともに、世界の働き方を改善する電動化推進システムのリーダーでもあります。アリソン製品は、オンハイウェイ・トラック(配送、塵芥収集、建機、消防、救急)、バス(スクールバス、路線・観光バス)、キャンピングカー、オフハイウェイ・ビークルおよび機器(エネルギー開発、鉱山用機器、建設)、防衛車両など、さまざまな用途で使用されています。1915年の創業以来、本社を米国インディアナ州インディアナポリスに置き、世界150カ国以上で事業を展開し、オランダ、中国、ブラジルに地域本部、米国、ハンガリー、インドに製造拠点を持つほか、インディアナ州インディアナポリス、ミシガン州オーバーンヒルズ、英国ロンドンに電動化エンジニアリングセンターを置くなど、グローバルなエンジニアリングリソースを有しています。また、アリソンは世界各地に1,600以上の独立した販売代理店およびディーラーを有しています。詳細については、allisontransmission.comをご覧ください。